# 1章 SQL

# 03/15

# SELECT

  • 選択する句

# 射影と選択

  • 射影はcolumnを抜き出す
    • SELECT A1,A2,... FROM R
  • 選択はrowを抜き出す
    • SELECT * FROM R WHERE X 比較演算子 Y

# 選択項目リスト

  • 算術演算子
    • +,-.*,/を使用できる
  • 連結演算子
    • ||で要素を連結できる
  • 別名(相関名)の指定
    • AS句は省略可能
  • 重複の除去
    • SELECTの直後にDISTINCT句を入れる
  • NULL処理
    • COALESCE句を使用する
    • isNotNull?(a:b)とCOALESCE (a,b)が同義
  • 条件式(CASE文)
    • CASE WHEN 条件式 THEN 文 ELSE 文 END

# notes

  • COUNTはstd::mapのような感じ
  • NULLの時にカウントされない
  • SQLは3値論理(True/False/Unknown(不定))

# WHERE

  • 条件指定する句

# BETWEEN

  • 閉区間の範囲指定
  • BETWEEN A AND Bで[A,B]の閉区間となる

# IN

  • 値の完全一致
  • IN (A, B)で==A || ==Bと同義

# LIKE

  • 文字列の部分一致
  • %は*と同義(ワイルドカード)
  • _は任意の1文字
記法 意味
LIKE 'hoge%' 前方一致検索
LIKE '%hoge' 後方一致検索
LIKE '%hoge%' 中間一致検索

# NULL

  • ISNULLでNULLの抜き出し

# NOT

  • NOTで否定
  • <>はNOTと同義

# GROUP BY

  • 結果を集約する句

# 集約関数

関数 補足
AVG(列名) 平均
MAX(列名) 最大値
MIN(列名) 最小値
SUM(列名) 総和
COUNT(*) 行数を数える(std::map)
COUNT(DISTINCT 列名) 列名を指定して, その列の重複値を除く行数を求める

# 使用例

# 通常時

  • 年齢をグループ化して各年齢の人数合計を求める時は, 次のように書く
SELECT age, SUM(age) AS age_cnt
    FROM measured_data
    GROUP BY age
  • GROUP BYを使用する時, 次の値のみしかSELECTできない
    • GROUP BYの後に指定した列
    • 集約関数
    • 定数

# HAVING句を使用する時

  • GROUP BYの結果に対してvalidationを指定したい場合は, HAVING句の後に条件式を指定する
  • 同じ年齢の人間が5人以上いる時のみ表示する時は, 次のように書く
SELECT age, SUM(age) AS age_cnt
    FROM measured_data
    GROUP BY age
    HAVING COUNT(*) >= 3

# ORDER BY

  • 整列する句

# 使用例

  • 年齢をグループ化して各年齢の人数合計を求め, 年齢について降順で表示する時は, 次のように書く
SELECT age, SUM(age) AS age_cnt
    FROM measured_data
    GROUP BY age
    ORDER BY age DESC
  • 年齢をグループ化して各年齢の人数合計を求め, 年齢について昇順で表示する時は, 次のように書く
SELECT age, SUM(age) AS age_cnt
    FROM measured_data
    GROUP BY age
    ORDER BY age (ASC) -- ASCは省略可能
  • 年齢をグループ化して各年齢の人数合計を求め, 合計人数について昇順で表示する時は, 次のように書く
SELECT age, SUM(age) AS age_cnt
    FROM measured_data
    GROUP BY age
    ORDER BY 2 DESC -- SELECTで設定したもの内2番目(SUM(age))のこと

# 結合

# 内部結合と外部結合

名称 補足
内部結合 A AND B
左外部結合 A
右外部結合 B
全外部結合 A OR B

# 等結合と自然結合

  • いずれも, rowが同じ要素を結合する
  • 等結合は, そのままくっつける
  • 自然結合は, 同じ列を重複して表示しない
  • e.g.)
  • 以下の表を年齢で結合する時
年齢 体重
10 40
11 50
12 55
年齢 足のサイズ
10 18
11 20
12 22
  • 等結合の場合
年齢 体重 年齢 足のサイズ
10 40 10 18
11 50 11 20
12 55 12 22
  • 自然結合の場合
年齢 体重 足のサイズ
10 40 18
11 50 20
12 55 22

# 和・差・直積・積・商

  • 集合RとSについて考える

#

  • R \cup S
  • UNIONで和を表す
  • UNION ALLと書くと重複を許す

#

  • R-S
  • EXCEPTで差を表す

# 直積

  • R ×\times S

#

  • R \cap S
  • INTERSECTで積を表す

#

  • R ÷\div S
    • \exists T, S ×\times T = R \Rightarrow R ÷\div S = Tと定義する
Last Updated: 9ヶ月前